「平屋の固定資産税は高くなりやすいのかな」
平屋の新築をご検討中の方で、税金について知りたい方は多いでしょう。
今回は平屋と二階建て住宅にかかる固定資産税や固定資産税を安くするためのポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□平屋と二階建て住宅にかかる固定資産税について
固定資産税とは、毎年1月1日に現在の土地または住宅とその償却資産の所有者に対し、市町村が課す税金のことを言います。
平屋と二階建て住宅では、資産の価値によって固定資産税が変わります。
一般的には、平屋は比較的部屋や壁などにたくさんの資材を使うため、資産価値が高いと評価され、固定資産税が高くなる傾向にあります。
また、坪数が同じ住宅を比べると、2階建て住宅よりも平屋の方が広い土地が必要なため、税額が高くなります。
固定資産税の税率は1.4%で、新築住宅に対する固定資産税の減額を2分の1として、もしも建物の評価額が400万円ほど違うと年間2万8千円ほど平屋に課される税金が高いです。
□平屋の固定資産税を安くするためのポイントについて
2階建てに比べて価値が上がりやすい平屋ですが、固定資産税を抑えたいと思う方は多いでしょう。
新築の場合、数か月建てば管轄の調査員により家屋調査があります。
この調査では、建物の間取りや設備内容などをチェックします。
ケースによっては、図面や工事請負契約なども確認されます。
そして、家屋調査の結果と固定資産税評価基準を参考に課税される税額が決定されます。
以下では、平屋の固定資産税を安くするためのポイントを2つ紹介します。
1つ目は、木造で建てることです。
法務省は登録免許税などを課すため、新築建物課税標準価格認定基準表を作成しています。
これによれば、木造、軽量鉄骨造、手骨造、鉄筋コンクリート造の順番で固定資産税額が上がっています。
2つ目は、正方形の間取りにすることです。
間取りの形を変えること自体が直接的に固定資産税を安くするわけではありません。
あくまで施工コストを抑え、建設費を抑えることが目的です。
さらに、複雑な形の間取りに比べてシンプルな正方形の方が低コストであるという印象を調査員に与えられます。
そのため、シンプルな構造にするのがおすすめなのです。
□まとめ
今回は、平屋と二階建て住宅にかかる固定資産税や固定資産税を安くするためのポイントについて解説しました。
今回の記事を参考に少しでも固定資産税を安くできるように工夫してみてくださいね。
また、新築に関するご相談はぜひ当社までお問合せください。