老後に備えてバリアフリーな家を作りたいとお考えの方はいらっしゃいませんか。
「バリアフリーな家として平屋がおすすめだと聞いたことがある」という方も多いでしょう。
老後に備えた家づくりとしてのバリアフリーな平屋について解説します。
□バリアフリーな住宅とはどのようなものかについて解説!
そもそもバリアフリーな住宅とはどのようなものなのでしょうか。
バリアフリーな住宅とは、高齢者の方が不自由しないように安全に生活を送れるように設計した住宅のことです。
実際にどのような工夫をするかというと、段差をなくしてスロープをつけたり、手摺りを設置したりすることになります。
また、車椅子で生活をすることになった場合に通りやすくするために、廊下を広くするなどの工夫もバリアフリーな住宅の特徴だと言えるでしょう。
最近では、全ての人が快適に暮らせるように設計されたユニバーサルデザイン住宅もバリアフリー住宅と共通するところが多いので、それぞれの良さを取り入れた住宅にする方も多くなってきています。
□バリアフリーの平屋住宅の間取りのポイントを解説!
バリアフリーで過ごしやすい平屋住宅にする上での間取りのポイントは3つあるので、それぞれ詳しくご紹介いたします。
*バリアフリー仕様の寸法にする
廊下の幅やドアの広さなどを一般的な住宅よりも広めに設計すると良いでしょう。
あらかじめ、車椅子とお手伝いをしてくれる方が一緒に通れるくらいの広さにしておくと、老後の暮らしやすさが格段に変わります。
広めに設計していないとシニア世代の方もお手伝いをしてくれる方も利用するのにストレスがかかってしまうので、バリアフリー仕様の寸法にすることを意識することをおすすめいたします。
平屋の場合は、間取りの工夫がしやすいので、全体的に整ったバリアフリーな住宅を建てやすいです。
*車椅子でも快適に生活できるようにする
現在は足腰がスムーズに動くかもしれませんが、将来的に車椅子が必要になる可能性もあります。
そのため、住宅を広く設計することも大切ですが、スロープをきちんと設計して車椅子でも段差を乗り越えられるようにしたり、低めの洗面台を設置したりしておくと良いでしょう。
また、お風呂の浴槽を低めにしたり、手すりをつけたりするのもおすすめです。
□まとめ
老後に備えた家づくりとしてのバリアフリーな平屋について知っていただけたと思います。
バリアフリーな平屋を建てると、老後の生活もとても楽になるので、ぜひこの機会に平屋を検討してみてはいかがでしょうか。