白を基調とした家に魅力を感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
白色はシンプルで清潔感があるため、非常に人気の高い色です。
そこで今回は、白を基調とした家のメリットと注意点についてご紹介します。
□白を基調とした家のメリット
*明るく開放的
白は反射率が高く膨張色であることから、空間を明るくして圧迫感を減らす視覚効果があります。
そのため、面積の広い床や壁、天井といった内装材に白を選ぶことによって、明るく開放的に感じられるでしょう。
*清潔で衛生的
医療の現場でも白色が使われているように、白色は清潔で衛生的な印象を与えてくれます。
白は汚れが目立ちやすいデメリットがありますが、その分汚れに気付きやすく、清潔さを保ちやすいメリットもあります。
そのようなメリットがあっても、汚れを目立たせたくない方もいらっしゃるでしょう。
そんな方には、床の色に白を取り入れることをおすすめします。
なぜなら、ほこりが目立ちにくくなるからです。
ダーク系の床ではほこりが目立ってしまいますが、その反対色の白であれば目立ちにくくなります。
また、手入れがしやすい素材や頻繁に触れる場所にはクリア塗装を施すことで、汚れが目立ちにくくなります。
*インテリアの幅が広い
白色はどんな色やデザインとも合わせやすいため、家具やインテリアの選択肢が広くなります。
そのため、室内のコーディネートを最大限楽しめるでしょう。
□白を基調とした家にする際の注意点
ここまでは白を基調とした家のメリットについて紹介しました。
このように、白は魅力がある家を作れる色になっているのですが、この色を使う際には注意点があります。
それは内装を全て白色で統一してしまわないことです。
先ほども紹介しましたが、白色は反射率が高くなっています。
それによるメリットもあるのですが、反射率が高いことにより、かえってくつろげない空間を作り出してしまう可能性があります。
くつろぎ効果が得られる光の反射率は60%以下とされていますが、白色で統一してしまうとその反射率を超えてしまうかもしれません。
それを防ぐためには、照明器具に工夫を凝らすことをおすすめします。
電球であれば、自然光に近い「昼白色」の電球がおすすめです。
これは部屋を温かみのある雰囲気にしてくれます。
また、調光機能を持ったものだと、時間帯や過ごし方に合わせて光の強さを変化できます。
□まとめ
今回は、白を基調とした家のメリットと注意点について紹介しました。
白を基調とした家では、さまざまな色やデザインと合わせやすいため、自分好みの内装にしやすいでしょう。
ぜひ、ご自身の好みを取り入れた素敵な家にしてください。