家づくりはどのタイミングで始めれば良いのでしょうか。
始めるべきタイミングを考えるのにおすすめなのが、子供を基準にすることです。
子供を出産する前に建てるのか、それとも出産した後に建てるのか、それぞれのメリットを押さえておきましょう。
今回は、家を建てるのに良いタイミングについて、子供を基準にした考え方を紹介します。
□家を建てるタイミングの考え方について
家を建てるタイミングは、「年齢」「住宅ローン」「ライフイベント」の3つの観点から考えると良いでしょう。
*年齢
国土交通省が実施した調査によると、2019年に注文住宅を建てた人の中で、最も割合が多かった年代は30代から40代前半でした。
また、平均年齢は40.9歳でした。
*住宅ローン
住宅ローンには、返済期間の上限が設けられています。
一般的には最長で40年のローンが組めますが、これは25歳であればちょうど退職のタイミングと重なります。
40代後半になると、最長でローンを組む場合は退職後の返済負担が重くなるため、30代のうちに組みたいと考えている人が多いといえます。
*ライフイベント
人生における数あるイベントの中で、家づくりを考えるきっかけとなるのは出産です。
出産により家族の人数が増えることから、戸建てを考えるのも自然な流れといえます。
□家を建てるのは子供が生まれる前?生まれてから?
では、家を建てるのは子供が生まれる前が良いのでしょうか。
それとも生まれた後の方が良いのでしょうか。
それぞれのメリットを比べてみましょう。
子供が生まれる前に家を建てるメリットは、「妊娠中や育児中の負担の軽減」「引っ越しの負担の軽減」「子育てに専念できる」の3つが挙げられます。
妊娠中や出産後は忙しいため、なかなか身動きがとれませんが、事前に家を建てておくことで環境の変化にも順応できるでしょう。
また、妊娠中や育児中の引っ越しを避けられるのも大きなメリットといえます。
一方で、出産後に家を建てるメリットは、「子供がいる生活をイメージできる」「間取りが決めやすい」「ライフスタイルの変化に対応できる」の3つが挙げられます。
子育てしている状況で家を建てることで、子育てにより適した環境づくりができるでしょう。
また、子供の人数や性別が分かっていれば、間取りを決めやすい点もメリットです。
□まとめ
今回は、家を建てるのに良いタイミングについて、子供を基準にした考え方を紹介しました。
家を建てるタイミングを考える時は、年齢・住宅ローン・ライフイベントの3つの観点から考えましょう。
どのタイミングで建てるかに正解はありませんが、今回紹介した出産前後のそれぞれのメリットを比べて考えるようにしましょう。