注文住宅で力を入れたいポイントの1つに、外観や内装のデザインがあります。
外観のデザインにはどのようなポイントがあるのでしょうか。
また、内装を決める際に心掛けるべきことは何なのでしょうか。
今回は、注文住宅のデザインのポイントを紹介します。
□注文住宅の外観デザインの決め方とは
外観のデザインは、基本となるテイストをもとに決めましょう。
主なテイストには、「和風」「洋風」「モダン」があります。
和風は、日本の伝統的な住宅の外観で、木材や竹を多く使った壁や瓦屋根、引き戸になっている玄関などの特徴があります。
洋風は、海外の住宅をイメージした外観で、レンガ造りのものやタイル張りのもの、アーチ形の窓やドアなどが特徴です。
モダンは、名前の通り現代的な暮らしに合ったデザインテイストです。
シンプルで無駄がなく、洗練された見た目が魅力です。
このほかにも、和風テイストとモダンテイストを合わせた和モダンや、洋風テイストとモダンテイストを合わせた洋モダンなどの種類があります。
どちらも、それぞれの特徴的なデザインに現代的なデザインを融合させています。
外観デザインのテイストが決まったら、建物の形・色を決めましょう。
形は直線的でシンプルであればあるほど費用を抑えられ、曲線のような複雑なデザインであればあるほど費用がかかります。
これらを踏まえつつ、自身の希望や予算から適切な形を決めましょう。
形を整える際には、屋根や窓、玄関などのトータルのバランスをとるようにすると良いでしょう。
建物の色については、明るく爽やかな印象にしたい場合はベージュのような白に近い色にして、高級感や落ち着いた印象を与えたい場合はグレーやネイビーのような黒に近い色にしましょう。
ただし、明るい色にすると汚れが目立つ点には注意が必要です。
□注文住宅でデザインにこだわった内装を作るには
まずは、どんな暮らしがしたいのかをイメージしましょう。
どんな暮らしがしたいのかイメージができれば、それが軸となっておのずとどのような間取りにしたいのか、どんなデザインにしたいのかといったことをはっきりと形にできるようになります。
将来的に子供が生まれた時のために「子供部屋が欲しい」、人数が多くても困らないように「広いリビングが欲しい」というように、新居に求めることを具体的にイメージすることが大切です。
また、デザイン性だけではなく、機能性にも着目する必要があります。
いくらデザイン性が高くても、毎日の生活にストレスが溜まるようでは本末転倒です。
見た目ばかりにこだわるのではなく、暮らしやすい内装デザインになるように心掛けましょう。
□まとめ
今回は、注文住宅のデザインのポイントを紹介しました。
外観を決める際には、まず理想の外観テイストを決めて、そのテイストに合う建物の形や色を選ぶと良いでしょう。
また、内装を決める際には、どのような暮らしを実現したいかをイメージするとともに、機能性にもこだわることをオススメします。