家づくりをお考えの方は、できるだけ長持ちするような丈夫な家が良いとお考えでしょう。
そこで今回は、長持ちする家の構造について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□ツーバイフォー・ツーバイシックス工法とは
在来軸組工法は柱や梁などの「軸」によって建物を支えますが、ツーバイフォー工法は「面」によって建物を支えるため、より強度に優れています。
耐震性や気密性に優れたツーバイフォー工法の住宅は、アメリカとカナダの木造住宅の90%以上を占めます。
また、日本においては明治初頭に建てられた札幌時計台や豊平館などがツーバイフォー工法で建てられましたが、130年が経った現在でもそのままの姿で残っています。
ツーバイフォー工法は、阪神・淡路大震災や東日本大震災でも驚異的な耐震性を実証してきました。
ツーバイフォー工法は38mm×89mmの断面をもつ材料で壁面を構成しますが、ツーバイシックス工法は38mm×140mmの部材を使うため、ツーバイフォー工法に比べて1.5倍の壁厚があり、壁の曲げ応力に対する強さは約2.5倍の強さを誇ります。
□長持ちする家とは
長持ちする家であるためには、災害への耐性やメンテナンスのしやすさが重要です。
水害や地震などの災害は、家の寿命を大きく縮めます。
どれだけ耐震性が高い建物でも、地盤が弱ければ建物が傾いてしまい、ひび割れて、強度が下がるでしょう。
また、河川が氾濫して浸水してしまえば、断熱材も濡れて意味をなさなくなります。
そのため、家の性能に加えて、その土地の地盤の強さや水害の危険性を事前に確認しておくことが大切です。
事前に自然災害のリスクを調べるときは、水害や土砂災害のリスクが詳しく記載されたハザードマップや、地盤の強さについて書いてある地質調査の情報などを確認しましょう。
長年の間、風や紫外線などにさらされることで、建物の寿命は縮んでいきます。
そのため、定期的なメンテナンスや検査をして家を長持ちさせる必要があります。
メンテナンスがしにくい家の特徴に、隣家との間隔が近いといったものがあります。
外壁や屋根の塗装を塗りなおす時に、間隔が狭いと足場を組めず修繕がしづらいからです。
また、点検口がない場合や給湯器などに不具合が生じた時も作業がしづらいです。
□まとめ
今回は、長持ちする家の構造について解説しました。
本記事が皆様の参考になれば幸いです。
当社では、機能的でスマートなマイホームを提供しております。
注文住宅を建てる際は、ぜひ当社にお任せください。