「西日は室内が熱くなるため、西向きの部屋は避けたい」
このようにお考えの方も多くいらっしゃると思います。
しかしながら、北海道においては西向きの部屋は比較的人気が高くなっています。
そこで今回は、西向きの家の評判とメリットについてご紹介します。
□北海道で西向きの新築が好まれている理由とは?
北海道では、人気の方角ランキングにおいて西向きが第2位にランクインしています。
北海道でも夏は暑くなってきましたが、西向きで暑いと感じるのは2ヶ月ほどです。
冬には西日が貴重な光になり、天然暖房機になります。
このように西向きの新築が好まれるのには、冬が暖かいからという理由があります。
今でも南向きの家は人気ですが、近年は夏の暑さが厳しくなってきており、南向き以外も悪くないと考える人が増えてきています。
夏の暑さを避けるためには、北向きが一番良いですが、全く日が差さないのもどうなのか、と考える人にとっては、西向きの家はちょうど良い落としどころになっています。
□西向きの家のメリット
*洗濯物が乾きやすい
東向きの家の場合は、日の光が入るのが午前中だけであり、洗濯物が午前中だけでは乾かない場合があります。
一方、西向きの住宅の場合は、午後から夕方にかけて日の光が入るため、東向きの家に比べて、洗濯物が乾きやすくなっているでしょう。
それに加えて、共働きの夫婦であれば、早朝に洗濯物を干すことが難しいこともあるでしょう。
そんなケースであっても、西向きの住宅に住んでいる場合であれば、午後の時間帯に日の光が差し込むため、遅い時間帯に洗濯をしたとしても乾かしやすいでしょう。
*冬場は暖かい
これは上記でも述べましたが、冬場には日の光が夕方まで室内に差し込むことによって、暖かく感じるでしょう。
そのため、東向きの家に比べて暖房費が安くなっていることもあります。
*西日が美しい
東向きの家は朝日を眺めることができますが、西向きの家は赤く染まった綺麗な夕焼けを楽しむことができます。
ヨーロッパでは、美しい夕焼けを眺めながら夕食を楽しめるため、西向きの家を選択する人が多くいるほど、人気なものになっています。
夕焼けをもっとも楽しむことができる季節は、秋から冬にかけてですので、西向きの家にお住まいの方はぜひ美しい夕焼けを楽しんでください。
□まとめ
今回は、西向きの家の評判とメリットについて紹介しました。
西向きの家に悪いイメージを持っている人も多くいるかもしれませんが、西向きの家にも多くのメリットがあります。
注文住宅を検討している方は、西向きの家を検討してみてはいかがでしょうか。