そもそも、「頑丈な家」とはどんな家でしょうか。
この質問に対してすぐ答えられる人は少ないと思います。そこで今回は、頑丈な家の特徴について主に解説します。
ぜひご覧ください。
□頑丈な家とは?
頑丈な家であるためのポイントはいくつかあります。
1つ目のポイントは、地震が起きても内装・外装の被害がないことです。
「地震が来ても倒壊してほしくない」と思うのは当然でしょう。
しかし、倒壊しなかっただけで良いのでしょうか。
例えば、断熱材が破けてしまったり、構造体に損傷が起きたりしたとしましょう。
この場合、「次の地震で倒壊の不安がある」「断熱性能が下がって快適な生活ができない」「修理のために多くのお金がかかる」といった問題が残ってしまいます。
そのため、「内外装への被害が少ない」というのは頑丈な家の条件になるでしょう。
2つ目のポイントは、耐震性能を高める工夫がされていることです。
耐震性能を決める要素には、耐力壁の量、耐力壁のバランス、接合部の強さなどが挙げられます。
この中でも、特に重要なのが「耐力壁」です。
耐力壁とは、横からの力に抵抗する能力を持つ壁で、建築物の壁には耐力壁とそうでない壁(準耐力壁や非耐力壁)があります。
家の間取りが複雑であるほど耐力壁のバランスを取るのが難しくなるので、家全体が正方形や長方形に近くなるよう、「シンプルな間取り」にすることが重要です。
□住宅を蝕む脅威とは?
耐震性を高くして頑丈につくった家でも、長持ちしなければ意味がありません。
家が長持ちしない理由は、湿気対策が不十分であるために家が腐敗してしまうからです。
防湿を疎かにすると知らぬ間に壁の中で結露が起き、柱や土台の木材が腐ってしまいます。
家を長持ちさせるためにも湿気対策をきちんと行い、壁内の結露による家の腐敗を防ぎましょう。
結露と並んで住宅を蝕む脅威となってくるのがシロアリです。
シロアリはとても小さな虫ですが住宅への影響はとても大きく、最悪の場合は家が倒壊してしまう恐れもあります。
水濡れにより腐朽が発生している部位ではシロアリ被害が悪化するので、お風呂場の床下やキッチンの壁の中などは特に注意が必要です。
□まとめ
今回は、頑丈な家の特徴について見てきました。
本記事が皆様の参考になれば幸いです。
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