「家づくりの収納計画で困っている」
新築で重視したい収納スペースですが、敷地面積が限られていると広いスペースの確保が難しくなります。
そこで今回は、新築の収納計画についてのお役立ち情報を紹介します。
□収納スペースは失敗しやすい
限られた敷地内では、居住スペースと収納スペースをどのように割り当てるか悩ましいと思います。
日々の過ごしやすさを考え居住スペースを広くとっても、収納スペースが足りずものが溢れると快適には過ごせないですよね。
あるデータでは、新居の収納スペースに満足したと回答した人は6割だったという結果が出ています。
予想よりも広いスペースを確保することが成功の秘訣だったようです。
一方で、満足できなかった人の意見では「十分収納を確保したつもりだったけど、実際は荷物が入りきらなかった」「ウォークインクローゼットにした結果、布団の収納に困った」という声があります。
つまり、計画段階で荷物を少なく見積もったことが失敗に繋がったようです。
新築でありがちなのが、設計段階で不要だと思っても実際住んでみるとないと困ったという失敗です。
□設計士に伝えておきたいこと
理想の家を実現してくれそうな設計士に出会った時、必ず伝えてほしいことがあります。
それは「収納」についてのこだわりです。
具体的には今の生活で収納がどうなっているのか、どのようなものが収納できていないのか、どれくらい収納するものがあるのかを伝えましょう。
断捨離をするから収納は少なくても良いと思っていても、実際には難しいところがあります。
そこで、収納計画が重要になります。
はじめに新居の間取りを考えながら、生活スタイルに馴染むよう、家具の配置を計画しましょう。
私たちは何もない部屋で暮らすのではなく、家具や家電を使用して暮らしますよね。
そのため、設計を依頼する際は、日常の暮らしをしっかり伝え、理想が反映されたプランを考えてもらいましょう。
ソファやテーブルといった大型品からパソコンといった細かなものの位置も、日々の暮らしを具体的にイメージしながら打ち合わせをしてください。
設計段階から具体的に収納や家具・家電の配置についてイメージすることで、納得のいく家になるでしょう。
□まとめ
今回は、新築の収納計画についてのお役立ち情報について解説しました。
今回の記事で紹介したように新築での収納は特に失敗しやすいところです。
ご自身でもしっかりイメージを固め、後悔しないように計画を立てましょう。